浮床用防振材 ビブラン-E
浮床用防振材
ビブラン-Eについて
建物の内部や外部には歩行音や、道路交通振動等の振動障害を起こす発生源が有ります。
浮床は、その振動低減対策として行われる施工方法ですが、浮床用の防振材として振動遮断性能、施工性、耐化学薬品性、耐水性に優れ、経年変化の少ない浮床用防振材としてビブラン-Eを紹介します。
特 長
- 軽量衝撃音や固体音対策用の防振遮音床です。
- 敷き詰めて、テープで目貼りするだけなので、施工が容易です。
- 防水層と組み合わせて使用できます。また、水に濡れても所定の防振効果を発揮します。
- 一定の断熱効果を持ちます。
用途例
屋上浮床施工例
居室浮床施工例
居室浮床施工例
立体駐車場浮床施工例
居室浮床施工例
浮床背筋施工例
製品仕様
ビブラン浮床材の物性表
項目 | ビブランE-60 | ビブランE-38 | ビブランE-PP45 | ビブランE-20 |
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材質 | 発泡ポリエチレン | 発泡ポリエチレン | 発泡ポリプロピレン | 発泡ポリエチレン |
気泡構造 | 独立気泡 | 独立気泡 | 独立気泡 | 独立気泡 |
外形 | 50×900×1200 | 50×900×1200 | 50×900×1200 | 50×900×1200 |
25×900×1200 | 25×900×1200 | 25×900×1200 | 25×900×1200 | |
耐荷重 | 浮床用200 kg/m2 | 浮床用500 kg/m2 | 浮床用800 kg/m2 | 浮床用1000 kg/m2 |
動的ばね定数 | 0.9×107N/(m2・m) | 2.3×107N/(m2・m) | 3.8×107N/(m2・m) | 4.0×107N/(m2・m) |
1.8×107N/(m2・m) | 4.6×107N/(m2・m) | 7.6×107N/(m2・m) | 8.0×107N/(m2・m) | |
最大荷重時の 固有振動数 |
34Hz 48Hz |
34Hz 48Hz |
35Hz 49Hz |
32Hz 45Hz |
圧縮クリープ (30日後) |
3% (荷重0.2t/m2) |
3% (荷重0.5t/m2) |
3% (荷重0.8t/m2) |
1% (荷重1t/m2) |
熱伝導率 (JIS A1412) |
0.054W/(m・k) | 0.041W/(m・k) | 0.048W/(m・k) | 0.041W/(m・k) |
注)上記数値は測定値又は計算値であり保証値ではありません。動的ばね定数と固有振動数は防振性能を示す指標です。上が50mm、下が25mm厚の性能を示します。
ゴムと併用したビブラン浮床材
防振ゴム 50×50×25mmt(ゴム硬度65°)
対荷重 | |
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500kg/m2以下 | ビブランE-38 |
1000kg/m2以下 | ビブランE-38+防振ゴム4個 |
1300kg/m2以下 | ビブランE-38+防振ゴム5個 |
1700kg/m2以下 | ビブランE-38+防振ゴム6個 |
取扱い上の注意事項
- 火気厳禁
- 火気に接触すると燃えます。従って、製品面に火源を接触させないようにすると共に適切に養生して下さい。特に溶接・溶断を行う際は、火花等が当たらないように確実に養生してください。
- 高温注意
- 使用温度は70℃以下です。70℃を超えると徐々に変形しますので、高温での使用は避けて下さい。
- その他の注意
-
- 熱線スライス等煙の発生する作業をする場合は、換気を十分行って下さい。
- フォーム屑が目に入った場合はこすらないで流水で洗浄して下さい。
- 廃棄の際には、各地域の廃棄物処理指針に従って処理して下さい。燃やすと黒煙がでます。
また、不完全燃焼させると一酸化炭素が出ますのでご注意下さい。